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桜の歌 その弐

桜の歌 その弐_b0034336_09454803.jpg


久しぶりに絵筆をとって桜を描いてみました。


この春は君に別れの惜しきかな花の行へを思ひ忘れて(西行)

「西行全歌集」をひもといていたら、この歌が目にとまりました。
今の心境にあっている気がして…。


東方神起の「サクラミチ」のおかげで
今年は桜がいっそう心に染みる春になりました。

作詞・作曲の山本加津彦さんのブログ『サクラミチの意味』




# by yuzuru_yuyu22 | 2015-04-06 17:35 | お絵かき

東方神起 LIVE TOUR 2015 WITH @東京

東方神起 LIVE TOUR 2015 WITH @東京_b0034336_09454983.jpg



東方神起 LIVE TOUR 2015 WITH
オーラスの東京ドームへ行ってきました。
最後を見届けることができて、嬉しくもあり寂しくもあり…。

東方神起のツアーは何度見ても楽しいのですが、
今回のツアーは本当に見応え、聴き応えがありました。

初日の福岡で聴いた「Believe In U」

 迷える時は 行きたい方へ行こう
 その足跡が 自分自身なんだから

というフレーズが胸に響いてきました。
これまで以上に心に直接伝わる二人の歌の力を
まざまざと感じた瞬間でした。

大阪での「Love in the Ice」
18日のチャンミンは、休みを挟んだとはいえ
大阪でのライブ4日目の疲労がたまっていたのか、
決して万全とはいえない状態でした。
それでもいつも通り踊って走って歌って…
終盤のこのバラードは渾身の力をふりしぼって
歌い上げていました。
あの絶唱はいつまでも忘れないでしょう。

ドーム公演は音響が良くないのですが、
それでも、彼らの歌声に包まれる心地よさを
一層噛みしめたツアーでした。


兵役義務による活動休止については
それと匂わせたまま言葉にすることなく、
二人は行ってしまうのだと私は思っていました。
今回のツアーもないものだと思っていた程です。
それが(もちろん「兵役」という言葉は使っていませんが)
しばらく単独ツアーはなく、日本での活動はなくなると
きっちりとファンに別れを告げ、再会を約束したことは
驚きでもあったし、二人の誠実さをあらためて感じました。


東方神起、涙で再会を約束(JIJIPRESS)



セットリスト
1.Refuse to Lose
2.Spinning
3.Why?
4.Choosey Lover
~MC~
5.Baby Don't Cry
6.Believe in U
~映像~
7.NO?
8.ANSWER
9.DIRT
10.Survivor
11.Time Works Wonders
~映像~
12.Special One
13.Before U Go
~MC~
14.Calling
15.Duet
16.どうして君を好きになってしまったんだろう?
17.Chandelier
~映像~
18.Humanoids
19.Break Up The Shell
20.High Time
21.I Just Can't Quit Myself
22.Love in the Ice
~バンド&ダンサーズ紹介~
23.Maximum
24.Rising Sun
==アンコール==
25.B.U.T
~MC~
26.サクラミチ
27.With Love
~エンディング映像~
==ダブルアンコール==
28.ウィーアー!
29.Somebody to love
==トリプルアンコール==
30.時ヲ止メテ




# by yuzuru_yuyu22 | 2015-04-05 12:31 | TVXQ!

東下り

「東下り」ならぬ「上京」した折、隅田川沿いを歩きました。

東下り_b0034336_09455055.jpg


スカイツリーの頂は雲の中。
橋の名前は言問橋。

名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと(在原業平)




# by yuzuru_yuyu22 | 2015-04-04 22:23 |

桜の歌

東京では桜が満開だとか。お花見の季節ですね。

桜の歌
…といえばまっさきに東方神起の「サクラミチ」を
思い浮かべる今の私ではありますが(^_^;)


やはり桜といえばこの人。


花見にと群れつつ人の来るのみぞあたら桜の咎には有ける(西行法師)

ひとり静かに桜を眺めていたいのに、お花見の群れの騒がしさが疎ましい…
と思うこの頃。この歌を思い出します。


百人一首より

桜の歌_b0034336_09454452.jpg


もろともにあはれと思へ山桜花よりほかに知る人もなし(前大僧正行尊)

若かりし行尊が山岳修行中に、風に吹き折られてもなお美しく
咲く山桜に遭遇した時に詠んだ歌。人も入らぬ山の中に
ひそかに咲く生命力に満ちた桜…背景を知るとまた違った
風景が見えてきます。


朝夕に花待つ頃は思ひ寝の夢のうちにぞ咲きはじめける(崇徳院)

春風の花を散らすと見る夢は覚めても胸のさわぐなりけり(西行法師)

夢の中で咲く桜。闇に咲く桜、夜桜の妖艶を思い浮かべます。




# by yuzuru_yuyu22 | 2015-03-29 20:54 | お絵かき

錦織神社

ライブ参戦のため大阪遠征をした時、
富田林市にある錦織(にしこおり・にしごり)神社を訪れました。

錦織神社_b0034336_09454550.jpg


この辺りは古代に河内国錦部(にしこり)郡と呼ばれた地域。
「日本書紀」仁徳天皇41年に「石川錦織首」の名前があり、
雄略天皇7年には百済よりの今来の才伎(新来の技術者)として
「錦部」の名前があります。
錦織の技術で朝廷に仕えた工人集団が錦織部=錦部であり、
その集落が山城、河内、近江など各地に置かれ、
それが地名や姓氏の由来になったようです。

こちらの錦織神社の社殿は室町時代の創建で重要文化財に
指定されています。柱や長押、欄間などに彫刻や色彩が施され、
日光東照宮にも影響を与えたとのことです。

錦織神社_b0034336_09454530.jpg


神職の方がご不在だったので御朱印をいただけなかったのですが、
御守りはいただきました。


ここより北の羽曳野市には古墳が多く点在し、
その中には日本武尊白鳥陵古墳もありました。

錦織神社_b0034336_09454692.jpg


学生時代、上古文学を専攻していたので「古事記」
とくに倭建命神話には思い入れがひとしおです。
この地で感慨にふけることしばし…。



先日のTV番組で錦織姓について取り上げていましたが、
錦織圭選手の出身地・島根県の錦織さんのルーツは
近江国(滋賀県)にあるようですね。
新羅三郎義光の曾孫である山本冠者義経(かの九郎義経とは別人)が
近江に勢力を伸ばし、その子義高は錦織(にしこり)を名乗っています。
(近江国の錦織庄が由来と思われる)
となると、こちらの錦織氏は清和源氏となるのでしょうか。




# by yuzuru_yuyu22 | 2015-03-23 21:20 | 歴史/古典


映画、ドラマ、本の感想など   基本的にネタばれありです


by yuzuru_yuyu22

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